Liner Notes
カントリー・ガールズ
「Good Boy Bad Girl」
『ブギウギLOVE』以来約1年ぶりに、カントリー・ガールズに曲を書かせて頂きました。
ロッケンロールなギターのリフに、掛け合いのようなメロディーのAメロ。
ブルージーな7thコードでサビへの助走をつけていくBメロ。
そしてマイナー調で70〜80年代歌謡ロックなサビへと展開していきます。
このオッサン臭いメロディーを受けて、青臭くコミカルな痴話ゲンカを題材に持ってきた児玉雨子さんの手腕。
2番サビの「ギターコード覚えても歌詞が思いつかない」のフレーズが、かつてのギター少年の心には深く刺さりました(笑)
やや毛色の違う歌詞とメロディーが上手く混ざり合って、可愛らしくもカッコいい仕上がりになりました。
「カッコいい」と言えば、ライブでカントリー・ガールズの皆さんのパフォーマンスを拝見して感じたことも実はそうでした。
『愛おしくってごめんね』などの可愛い楽曲をこれでもか!と可愛く表現する姿は、プロフェッショナルでカッコいいなと感じました。
可愛いも突き詰めていけば、カッコいいに変わるんだなと勉強になったものです。
カントリー・ガールズは、「可愛い」と「カッコいい」の化学反応が非常に面白いグループだと思います。
今回のこの楽曲が、カントリー・ガールズの可愛さをさらに引き立てるスパイスのような存在になればと願っています。
星部ショウ