今年結成20周年を迎えるモーニング娘。'17の楽曲を書かせて頂きました。
前作「ムキダシで向き合って」と同様、多国籍トラックメーカーチーム「Jean Luc Ponpon」との共作曲です。
今回もJean Luc Ponponの制作したトラックを基にメロディーを作っていきました。
最初は3パターン位のトラックデモがあり、まずはその中から程よく雅な雰囲気のトラックをメインに選びました。
次にBメロ部分は別のトラックに差し替えたり、サビのコード進行をよりドラマティックになるようにしたり、イントロのベースリフをより激しいフレーズにしたり。
とにかく様々なアイデアをJean Luc Ponponやディレクターさんと出し合いながら、トラックを固めていきました。
メロディーも、サビ部分は何度も練り直して最終的にこの形に決まりました。
間奏前のDメロ部分も確か最初は無かったのですが、「もうひと盛り上がり欲しいね」ということで追加しました。
歌詞のテーマは「新時代」。
結成20周年、新メンバー加入、そして海の向こうでは新たな大統領が誕生し世界的にも新たな局面を迎えたこのタイミング。
今歌詞にすべきことは何かと考えながら書きました。
常に新陳代謝を繰り返しながら活動するモーニング娘。ですが、グループとして20年の歴史があるからこそ世の中に説得力を持って発信出来ることもあると思います。
アイドルグループはもちろん、一般企業でも20周年を迎えることは並大抵なことではないです。
そんな「最強軍団」モーニング娘。ならば、ワールドワイドなメッセージも歌えるのではないか。
いや、歌えるアーティストであって欲しいなと強く思いました。
完成したMVも拝見し、まず新メンバーお二人の即戦力に驚きました。
そしてモーニング娘。'17としての気合いも感じ取れました。
MVでも描かれているように、是非モーニング娘。'17には、ハロプロ新時代の「改革の旗手」となってさらに進化して頂きたいと思います。
星部ショウ